こんばんはゆうりです!
今回はNISA損切り民というワードがXや他SNSで見受けられるのでなぜかを考えてみました。
儲かると思っていた投資で損が出てしまうと気持ち的に落ち込みますよね。
今回はそんな方に短期で損が出てしまっても不安になる必要がないことと、私のマインドを書いていこうと思います。
新NISAから初めて含み損を抱えて損切りしようとしている方や、続けていくのが不安になっている方に見ていただけると幸いです。
それと長期投資でも場合によって損切りも必要になりますのでそちらも解説できればと思います。
それでは最後までお付き合いください。
目次
1、人はなぜ株価が下落すると不安になるのか
2、株価が下落した時に焦らないための考え方
3、損切りが必要な時の考え方
4、結局株式投資とはなんなのか私なりのまとめ
人はなぜ株価が下落すると不安になるのか
まずは人はなぜ株価が下落すると不安になるのか考えてみました。
皆さんは株価が下落し、自分の資産が減っていくと不安になりますか?
私は不安になるというのを克服しています。
最初に投資を始めたときはすごく下落は怖かったです。
株価が下落するときのスピードはとても早く、証券口座にある自分の資産が日に日に減っていく感覚は恐怖しかありませんでした。
新NISAから始めた方も今月は同じような感覚ではないでしょうか?
しかし、もし今これを読んでいる方の保有資産と当初の目標が
手数料の安いインデックス投資を分散で15年以上の長期投資として考えている方であれば
短期の株価の下落は全くといっていいほど気にする必要がありません。
なんなら証券口座の自分の資産だってみなくて良いほどです。

こちらは1985年からのダウ平均株価です。
ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックなどなど様々な暴落があったにも関わらず株価は概ね右肩上がりと言って差し支えないでしょう。
これを見ると今の短期の値動きなど気にしている方が馬鹿馬鹿しいのがわかりますね。
そんなことよりもこのところどころ暴落しているところで一気に買っているのが後から見れば大正解だったというのがわかります。
しかし当時の投資家の心理を考えればそんな雰囲気ではないのでしょうね。
〇〇ショックとは個人、機関投資家の総悲観で引き起こされる事象だと考えています。
当時今が絶好の買い時だと考えているのはほんの一握りの投資家だけでしょう。
その時強気に買えていた投資家は今ごろ大儲けしていたはずです。
ではなぜそんな割安の時に買いに向かうことができないのでしょうか?
人は株価が下落している時にはこの下落はどこまで続くのか?
というのを第一に考えてしまいます。
今の企業価値から見ても割安の株価になって買い時だと考えても相場が全体が下落している時に買えば、数日後には含み損を抱えること想像してしまってなかなか強気に買いに行けません。
上昇相場でもそうです。
今買わないとこの波に取り残されてしまうのではないか?
と考えてしまい無理な高値掴みをしています。
投資とは安いときに仕込んで高い時に売るのが基本です。
ですが株式投資に限って人間の心は高い時に強気になって安い時に弱気になってしまいます。
そんな時は指数の長期チャートを見て気持ちを落ち着かせてみましょう。
株式の下落は買い時なんだと感覚的に理解することができるはずです。
株価が下落した時に焦らないための考え方
私は最初、株は自分の持っているお金が増減するものだけのものと考えていました。
毎日株価が変動して、その株価によって現金換算されて証券口座で資産額が変動していたからです。
株価が上がればよろこび、下がれば焦りそんな毎日でした。
しかしなんとなく違和感を覚え、
株はお金ではなく資産だ
と考えるようになりました。
どういうこと????
という声が聞こえてきますが、例に例えて考えていきます。
もしあなたが、ダイヤモンドを買って持っていたとします。
ダイヤモンドの輝きは美しく、毎日のように身につけていました。
しかしあるニュースでダイヤモンドの相場の価格が暴落しているという情報が入ってきました。
あなたはその時どういう感情になると思いますか?
おそらくあまり気にならないと思います。
そもそも売る前提で買ったわけではないですし、身につけていてとても気に入っているからです。
もしかしたら安くなったのだから以前から欲しかった他のダイヤモンドを買うチャンスと考える人もいるかもしれません。
そしてダイヤモンドを身につけている方で毎日ダイヤの買取価格を調べている方はいないと思います。
これは株式投資も同じだと考えています。
確かに株というのは身につけられません。
ですが、現物のダイヤと同じような考え方をするのが大切ではないかと私は考えています。
株をダイヤに例えると
ダイヤの輝きは企業業績
買取相場の下落は安く買えるチャンスと捉えることができます。
良い企業の株を安い値段で買うことが株式投資では重要です。
そう考えれば全体相場が下がった時には焦らずに相場に挑めますね!
損切りが必要な時の考え方
しかしいくら長期投資だからといって損切りが絶対必要がないかと言われたらそんなこともありません。
これもわかりやすいのでダイヤに例えて話します。
もしあなたが米国のS&P500やナスダックなどの優良な指数に連動する手数料の安いインデックスファンドを持っていたらこれの損切りは考える必要がありません。
なぜならダイヤに例えるとこれらは優良なダイヤの詰め合わせパックだからです。
この詰め合わせパックの優秀なところは時間が経つにつれて傷がついて価値が損なわれたダイヤなどは定期的に排除されてまた新しく優良なダイヤと交換してくれるところです。
これをしてくれることにより長期で見てずっと価値が上昇してくれているのが歴史から見てもわかりますね。
しかしあなたが、個別株を持っていた場合は損切りが必要になります。
これはあなた自身が企業の価値と価格を見極めないといけないからです。
ダイヤは見た目で価値がなくなったのがわかるので価値の下落がわかりやすいでしょう。
しかし株価は下がったと言っても、全体相場が悪く株価が下落する場合と、企業の業績が悪く株価が下落する場合で大きく分けて2つのパターンに分けられます。
最初の全体相場が悪く株価が下落した場合は楽観で良いでしょう。そのまま持ち続けても良いし買い増しのチャンスです。
しかし業績の回復が見込めず株価が下落した場合は長期目線で買っていてもこちらは損切りする必要になる可能性があります。
こう考えると私たちのような個人投資家は個別株ではなく投資信託などを選ぶのが良いのがわかりますね。
結局株式投資とはなんなのか私なりのまとめ
私は個別株と投資信託の両方を保有しています。
投資信託に関しては私は数十年売ることを考えていませんので、直近の基準価格の情報はちらっとしか見ていません。
これは上の章でも話したようにそもそも短期で売ることを考えていないため、直近の株の値動きに関してはあまり関係ないと考えているからです。
どうせそのうち上がるだろうと楽観しています。
私は株式投資は優良なダイヤ集めだと思っています。
粗悪なダイヤを買っていてはそれは価値が下がるのは当たり前だろうし、投資信託は優良なダイヤの詰め合わせなので非常に長期投資と相性が良いです。
株をダイヤと考えることで相場が下落しても焦ることもないです。
なかなかすぐには置き換えることは難しいかもしれませんが、こう考えればどっしり構えた長期投資ができますね!
皆さんも短期の株価の上下に惑わされずに長い目で見た長期投資をやっていきましょう!
短期の値動きで不安になってNISA損切り民にならないように頑張りましょう。
参考になった方がいれば幸いです。
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