個人投資家におけるナンピン買いについての考え方を解説!

株式投資

こんばんはゆうりです!

本日はよくネットなどでナンピンは最強!やナンピンは絶対してはいけない!という言葉を聞いたことはありませんか?

結局ナンピンはしてもいいの?どっちが正解かわからないよ。

私も投資を始めたての頃は適切な活用ができず、無駄な損失が大きくなってしまいました。そして

当時の私
当時の私

ナンピン=損失を確定できない意志の弱い人がすることだ!

と偏った考えをもってしまったのです。

しかし今はナンピンは適切に活用することによって非常に優秀な投資方法だと考えます。

この記事を見ればナンピンの有効な使い方について理解が深まります。また株価が下落した時にうろたえてしまうことなく相場に向かい合えます。株価下落時によく陥ってしまう狼狽売りを予防することもできます。最近は株価が勢いよく下落していますので、不安に駆られている方も多いかと思います。

結論として私は、

長期目線のバリュー投資のみ

に有効だと考えます。

以下にナンピン買いの説明とその理由を説明したいと思います。

ナンピン買いとは?

ナンピン買いとは、自分が保有している株式の価格が取得価格より下がった場合、平均取得価格を下げるために株を買いますことです。

(例)500円で100株保有中に株価が400円まで下落したので100株を購入することにより平均取得価格を450円に下げる行為。

をナンピン買いといいます。やっていること自体は簡単ですが、非常に大きなメリットとデメリットがあります。また短期投資と長期投資でその意味が大きく変わります。

ナンピン買いのメリットデメリット、効果的に使う方法を解説していきます。

ナンピン買いのメリット

①株価下落時に取得価格を下げることができ株価上昇時に大きな利益を得られる可能性がある

②株価下落時に焦ることなく下落したら買い場というマインドができ狼狽売りを防止できる

以上の2点について解説していきたいと思います。

①について、まず株式取引は安く買って、高く売るという基本的な考え方があります。当たり前ですが一度購入してしまった株式自体の取得価格を変えることはできません。しかし取得した価格より株価が下がった時に買い増すことで平均した取得価格を下げることができます。さらにナンピン買いを行った後に株価が上昇してくれれば最初に取得した時の価格よりも安いところで多く買えたことになりますので大きな利益を得ることができます。

②について、初心者が陥ってしましがちな狼狽売りを防止することができます。株式取引をしていてこう思ったことはありませんか?

この前まで含み益で利益が出てたのに株価が下落してしまって含み損に転落してしまった😭

長期投資でずっと持ち続ける予定だったけどどこまで下がるかわからないし一旦売却してしまおう。

ほとんどの方はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか?

客観的に見るとこちらの方は狼狽売りをしていますが、実際に当事者になると自分が狼狽売りをしていることに気づいている人はほとんどいません。株価が下落して自分の資産が減るのが怖くなって結果的に狼狽売りをしてしまうのです。

このように株価下落時には恐怖に耐える忍耐力が必要です。しかし自分の中で株価下落時にある程度の数量をナンピンすると決めていれば株価下落時に恐怖に支配されることは無くなります。さらに株価下落時は買い増しのチャンスと捉えることができるのです。

ナンピンをすると決めていれば下落はチャンスと捉えることができ不必要な狼狽売りを防止することができます!

ナンピン買いのデメリット

①株価がナンピン買いをした時よりもさらに下落した場合損失額が大きくなる

②株価が回復しないと長期間の含み損を抱えることになる

①について、ナンピン買いをした時よりもさらに株価が下落した場合損失額が大きくなってしまいます。さらに株数も大きくなっているため含み損のスピードも早くなります。

②について、それはそのままですね。株価が回復しないと大きな株数を長期間含み損で抱えることになります。忍耐が必要ですね。

ナンピンをしていい人とダメな人

冒頭でも話しましたが、ナンピンを使っても良い人は長期目線のバリュー投資を行っている方のみになります。この理由ですがバリュー投資は比較的成熟した安定している企業の株価が割安水準になった時に投資する方法になります。そもそもの考え方がナンピンの考え方とマッチしていますね。割安水準の株をさらに安いところで仕込むことができますので、地合いが悪く軒並み下げている時などに購入できれば長期的に見れば回復する期待が持てますね。

逆にデイトレードやスキャルピングをしている方は絶対にナンピンをしてはいけません

なぜなら短期投資は一瞬の判断で株式を大量購入し、少ない値動きで大きな利益を狙うトレード手法だからです。自分の思惑と逆に行った時点で損切りをしなければなりません。損切りできず逆に動いた挙句ナンピンなどしてさらに失敗したらどんどん損失額が大きくなり取り返しの使いことになります。プロトレーダーの方ならコントロールが可能なのかもしれませんが、初心者から中級者の方はやらない方が賢明だと考えます。

ナンピンの効果的な使い方

・長期目線で保有していた株式が、地合いが悪く取得価格よりも下落した場合

・現在の金利の上昇などで下落していたが利下げ開始などの長期で見た場合に株式市場にとって好材料の情報が出て来たとき

・合計で500株購入予定だが、最初300株だけ購入しておき下落したら買い増すと決めている時など自分でルールを決めている時

バリュー株は決算などがよくても地合いが悪位場合は株価が下落している時があります。そういう時は良い株も関係なく売られますので取得価格を下げる絶好のチャンスと捉えられます。

また長期的な好材料が出た際に自分が持っている株式が含み損になっていた場合も買い増しのチャンスだと考えます。

私はナンピンを前提に株を買う時があります。最初に購入する金額の割合を決めて、いくらまで下がれば買い増しをする。逆にそのまま上昇した場合はそのまま放置する。などのルールを決めています。いくらバリュー投資だからといって無限にナンピンはできませんので自分の資産額と相談して適切なルールを設ける必要があります。またそのルール決めは他人に委ねてはいけません。いざその場になったら迷ってしまう可能性があるからです。

まとめ

いかがだったでしょうか?ナンピン買いについて理解は深まりましたか?

ナンピン買いは適切に行えばリスクを抑えつつ、大きなリターンを得る可能性を秘めています。

私自身ナンピンを活用していますが下落局面はどうしても含み損になってしまう投資法になります。ですが今出てしまっている含み損は一時的にはしょうがないと割り切っています。

適切なルールと運用を考えてやっていきましょう!!!

私の人生を変えた投資の教科書のリンクを貼っておきますのでぜひご覧ください!

↓↓↓

私の投資の教科書!年収300万円FIREを紹介!
こんばんはゆうりです。本日は私の投資の教科書【年収300万円FIRE】についての紹介です!...

コメント

タイトルとURLをコピーしました