昨日はISM製造業景況指数が発表されました。
今回はISM製造業景況指数について解説していきたいと思います。
今回の記事を見ればISM景況指数について理解ができます。聞いたことがあるが内容を知らないかた多いと思いますので参考にしていただければと思います。
ISM製造業景況指数とは？
・米国の製造業の役員300人以上に、購買、供給、管理の役員に、生産、新規受注、在庫、価格、雇用などの項目について前回と比較して（良い、変わらず、悪い）の中から選択してもらうアンケートになります。
製造業での景気の良さを前月比でアンケートをとる経済指標になります。
数値が50以下だと景気縮小、50以上だと景況拡大を示します。
利上げ局面の今だからこそこちらの指標は非常に大切になります。利上げ局面である現在ある程度こちらの数字が下がってくれないともう1回利上げをする口実をFRBに与えてしまうからです。
以下に昨日のISMの結果を載せていきます。
2023年10月のISMの結果
昨日のISMは
予想 47.7
結果 49
前回 43.4
以上の結果になりました。
利上げ局面にもかかわらず、前回値、予想に反して大きく上昇してしまいました。単日でみるとナスダック総合指数は発表後上昇しましたが、それと同時に10年債利回りも上昇しています。
参考：https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
マーケットが追加利上げを織り込み始めています。
ISMの上昇は平常時では好材料ですが今は利上げ局面ですのでFRBに利上げの口実をつくらせてしまいます。今現在追加利上げが約30%の織り込みなので利上げが確定するとさらに株価の下落が考えられますので少々警戒が必要ですね。昨日の金利上昇により米国の高配当株や高配当ETFは軒並み下落していました。ですが安く仕込めるチャンスでもありますのでタイミングを見て仕込んでいきたいと思います。
まとめ
簡単にISM製造業景況指数について解説しましたが、いかがだったでしょうか？
今は利上げ停止、追加利上げでマーケットは揺れています。そんな時に製造業から強い指標が出ればかなり相場も荒れますね。
日々上がったり下がったりする相場に惑わされることなく自分の目的を忘れずに投資をしていきましょう！！
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